マルチフィードコネクティビティサービス・GbEタイプおよび負荷分散サービスの提供について

2001年 2月 26日

インターネットマルチフィード株式会社

マルチフィードコネクティビティサービス・GbEタイプおよび負荷分散サービスの提供について

インターネットマルチフィード株式会社(略称:MFEED、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木幸一)は、インターネット上で高速・大容量の情報配信を可能とするマルチフィードコネクティビティサービスにおいて、大規模なコンテンツ配信システムでのご利用を前提としたギガビットイーサネットインタフェースによるサービスを追加するとともに、お客様サーバシステムの負荷分散を可能とする負荷分散サービスの提供を3月1日(木)より開始いたします。

昨今、インターネット利用者の増加とともに、CATV、DSL等による接続環境の変化により、インターネット上のトラフィックはブロードバンド時代に向けて増加の一途をたどっています。この状況に対応してISP各社によるバックボーンの増強とともに、MFEEDの主要な顧客であるインターネットコンテンツプロバイダー(ICP)のシステムも大容量化、高速化に対応する必要が生じています。MFEEDは国内でのインターネットデータセンターの先駈けとして、主要ISPと直結したネットワークによるマルチフィードコネクティビティサービスを提供してまいりましたが、今般、より高速大容量でかつ安定したコンテンツ配信を可能とするために、ギガビットイーサネットインタフェースによるサービスの提供を開始することといたしました。
 併せて、ICPの大規模なサーバシステムにおいて、高速ネットワーク環境を安定的に利用可能とするための負荷分散サービスをマルチフィードコネクティビティサービスの付加サービスとして提供いたします。

サービスの内容は以下のとおりです。

1.マルチフィードコネクティビティサービス・GbEタイプ

  1. サービス内容

    ギガビットイーサネットインターフェースを用いて提供するマルチフィードコネクティビティサービスです。ご利用いただける帯域は100Mbps、150Mbps、200Mbpsから選択していただくことが可能です。

  2. 特長

    ・メインポートとバックアップポートの2ポートをご利用いただけますので、システム全体の冗長性を高めることが可能となります。
    ・お客様との分界点において専用のスイッチをご利用いただきますので、お客様の複数のシステムで、同一のコネクティビティを使用していただくことが可能となります。
    ・インタフェースを変更することなく、ネットワーク側の設定において必要な帯域を設定しますので、システム全体の拡張性に優れています。

  3. 構成例

  4. 料金

    お客様のシステムに応じた個別見積りとさせていただきます。

  5. 提供開始時期

    2001(平成13)年3月1日

  6. ご利用予定

    金融情報提供サービスの最大手である株式会社QUICK(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:棚橋弘基)に、同社のASP(Application Service Provider)事業のプラットフォームとして本サービスをご利用いただく予定です。

2.負荷分散サービス

  1. サービス内容

    マルチフィードコネクティビティサービスの付加サービスとして、同一のコネクティビティ(タイプ2、タイプ2アールまたはGbEタイプ)のポートに接続するお客様サーバ間での負荷分散機能を提供します。
     併せてパケットフィルタリング機能を設定し、ご利用いただくことが可能です。

  2. 特長

    ・お客様システムの複数のサーバ間において負荷を分散します。サーバの異常時には残りの正常なサーバでアクセスを処理させることが可能となります。
    ・パケットフィルタリング機能により、不正侵入の防止等お客様システムの安全性を高めることが可能となります。
    ・負荷分散装置を当社側で用意しますので、装置の陳腐化への対応、予備機器の準備等が不要となり、お客様のTCO(Total Cost of Ownership)の低減が可能です。

  3. 構成例

  4. 料金

    初期費用150,000円
    月額料金(タイプ2・タイプ2アール対応)160,000円
    (GbEタイプ対応)200,000円
  5. 提供開始時期

    2001(平成13)年3月1日

[本件に関するお問い合わせ先]

インターネットマルチフィード株式会社 営業部

電話: 03-3282-1030

FAX: 03-3282-1020

E-mail: info@mfeed.co.jp

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