平成13年4月10日
独立行政法人通信総合研究所
日本電信電話株式会社
株式会社インターネットイニシアティブ
インターネットマルチフィード株式会社

インターネット上での日本標準時提供実験開始

独立行政法人通信総合研究所(以下CRL、理事長:飯田尚志)は、日本電信電話株式会社(以下NTT、代表取締役社長:宮津純一郎)、株式会社インターネットイニシアティブ(以下IIJ、代表取締役社長:鈴木幸一)、インターネットマルチフィード株式会社(以下MFEED、代表取締役社長:鈴木幸一)と共同して、日本標準時を一般のインターネット利用者に提供する実験を、本日より平成14年3月末まで行います。

<位置づけ>
 CRL,NTT,IIJ,MFEEDの4者は、インターネット上に安定した高精度な時刻情報配信・配送網構築を行うことを目的として共同研究を行っています。この共同研究の一環としてCRLが通報する日本標準時を、正確にインターネット上に提供する方式を構築しています。一般のインターネット利用者からのニーズも高い時刻情報の配信について実験を行い、本方式の評価を行います。

<今回の試み>
 日本標準時をインターネットの時刻情報プロトコル(Network Time Protocol)を用いて、一般のインターネット利用者が利用できるように、サーバを公開します。 さらに今回の試みでは、世界ではじめて標準時刻(日本標準時)と提供する時刻との誤差情報をリアルタイムで提供します。また、信頼性を向上させるために、時刻サーバにはCRLとIIJで共同開発した時刻供給方式と、NTT情報流通プラットフォーム研究所が開発したISDN回線を利用する時刻供給方式の2方式で構築されたものを複数用い、運用にはMFEEDが開発した時刻配送網運用技術を使って、配信される時刻情報の精度の確保を目指します。

<今後の予定>
 本実験により、システムの時刻情報配信・配送網の検証、運用・管理技術の評価、時刻情報の監視方法の確立等を進めて、将来的には本格サービスとして提供する予定です。

(問い合わせ先)

■独立行政法人通信総合研究所 電磁波計測部門日本標準時グループ(東京都小金井市)

今村 Tel: 042-327-7613, Fax: 042-327-6689, E-mail:horonet@crl.go.jp

■日本電信電話株式会社 NTT情報流通基盤総合研究所 企画部 広報担当(東京都武蔵野市)

倉嶋,佐野,池田Tel: 0422-59-3663, Fax: 0422-59-5582, E-mail:koho@mail.rdc.ntt.co.jp

■株式会社インターネットイニシアティブ 広報室(東京都千代田区)

樋笠(ひがさ) Tel: 03-5259-6310, Fax: 03-5259-6311, E-mail: press@iij.ad.jp

■インターネットマルチフィード株式会社(東京都千代田区)

広報担当 Tel:03-3282-1010, Fax:03-3282-1020, E-mail:info@mfeed.co.jp


参考資料

実験の概要

1.実験の期間
   平成13年4月10日より平成14年3月末まで

2.実験の目的
 NTPサーバ(stratum2)を一般公開することにより、実環境下での時刻情報配信・配送網の検証、運用・管理技術の評価、時刻情報の監視方法の確立等を共同研究として実施し、より精度の高い安定した時刻情報配信・配送網構築を目指す。

3.実験の内容
 日本標準時をインターネット上に提供する手段として、NTPサーバを公開する。
 ・NTPサーバ(stratum2)を複数台公開する。
  (ntp1.jst.mfeed.ad.jp、ntp2.jst.mfeed.ad.jp、ntp3.jst.mfeed.ad.jp)
 ・NTPサーバ(stratum2)の精度情報を計測するサーバを公開する。
  (http://www.jst.mfeed.ad.jp/)
  本サーバでは、実験に関する情報を併せて提供する予定。

4.実験の特徴
 ・CRLの日本標準時を刻む原子時計を直接の時刻源としている。
 ・公開サーバの時刻のずれ(オフセット)は非常に小さく(1000分の1秒以内)かつ安定している。
 ・精度に関する情報をWebで公開する。

5.ネットワーク構成
 CRLにNTP(stratum1)サーバを設置し、MFEEDにNTP(stratum2)サーバを設置する。CRLとMFEED間は専用線接続することにより、他のトラヒックからの影響を回避する。(下図参照)


用語説明

日本標準時

通信総合研究所では、日本標準時グループで維持管理しているおよそ10台の原子時計によって標準時を定め、標準電波等によって日本中に通報を行っています。

原子時計

原子を量子遷移させ、その際に出す電磁波の周波数を測定することにより時間を測る装置です。1秒の長さは、セシウム原子のもつ周波数を基準として定められています。

時刻情報配信

.インターネットを使った時刻同期の手法としては、NTP(Network Time Protocol)が主として使われています。他にISDN回線を用いた時刻情報配信や、すでにCRLで提供を行っている電話回線による時刻供給(テレホンJJY)等があります。今回の手法では、NTPとISDN回線による方法を組み合わせて用いています。

時刻情報配送網

今回のシステムでは、NTPやISDN回線による方式の組み合わせで、NTPサーバの構築、サーバの監視、サーバ情報の公開を一体のシステムとして網を組み、運用しています。さらに、MFEEDによるコネクティビティサービスにより、情報が効率的に処理できるようにしています。

プロトコル、NTP

プロトコルとは、コンピュータ間でデータをやりとりするために、手順や仕組みを定めたものです。NTPは通信回線による遅延を補正する機能を持っているため、補正がない場合に比べて時刻の同期をより高い精度で行うことができます。

NTPサーバ

NTPプロトコルで通信を行い、時刻供給を行う装置です。CRLは日本標準時を直接取り込むNTP専用のサーバを開発しました。

Stratum

Stratumとは階層のことで、NTPでは原子時計など基準となる時計につながれたサーバをstratum1と呼び、さらにそのサーバに従属となる関係のサーバをstratum2と言う具合に、階層構造となっていろいろなコンピュータの時刻同期を図ります。

ISDN回線による時刻供給方式

NTT情報流通プラットフォーム研究所が開発した、ISDN回線交換でサーバとクライアントを接続し、周波数の基準をISDN回線から取得して動作するという特徴を持った時刻供給方式です。

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2001年 2月 26日

インターネットマルチフィード株式会社

マルチフィードコネクティビティサービス・GbEタイプおよび負荷分散サービスの提供について

インターネットマルチフィード株式会社(略称:MFEED、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木幸一)は、インターネット上で高速・大容量の情報配信を可能とするマルチフィードコネクティビティサービスにおいて、大規模なコンテンツ配信システムでのご利用を前提としたギガビットイーサネットインタフェースによるサービスを追加するとともに、お客様サーバシステムの負荷分散を可能とする負荷分散サービスの提供を3月1日(木)より開始いたします。

昨今、インターネット利用者の増加とともに、CATV、DSL等による接続環境の変化により、インターネット上のトラフィックはブロードバンド時代に向けて増加の一途をたどっています。この状況に対応してISP各社によるバックボーンの増強とともに、MFEEDの主要な顧客であるインターネットコンテンツプロバイダー(ICP)のシステムも大容量化、高速化に対応する必要が生じています。MFEEDは国内でのインターネットデータセンターの先駈けとして、主要ISPと直結したネットワークによるマルチフィードコネクティビティサービスを提供してまいりましたが、今般、より高速大容量でかつ安定したコンテンツ配信を可能とするために、ギガビットイーサネットインタフェースによるサービスの提供を開始することといたしました。
 併せて、ICPの大規模なサーバシステムにおいて、高速ネットワーク環境を安定的に利用可能とするための負荷分散サービスをマルチフィードコネクティビティサービスの付加サービスとして提供いたします。

サービスの内容は以下のとおりです。

1.マルチフィードコネクティビティサービス・GbEタイプ

  1. サービス内容

    ギガビットイーサネットインターフェースを用いて提供するマルチフィードコネクティビティサービスです。ご利用いただける帯域は100Mbps、150Mbps、200Mbpsから選択していただくことが可能です。

  2. 特長

    ・メインポートとバックアップポートの2ポートをご利用いただけますので、システム全体の冗長性を高めることが可能となります。
    ・お客様との分界点において専用のスイッチをご利用いただきますので、お客様の複数のシステムで、同一のコネクティビティを使用していただくことが可能となります。
    ・インタフェースを変更することなく、ネットワーク側の設定において必要な帯域を設定しますので、システム全体の拡張性に優れています。

  3. 構成例

  4. 料金

    お客様のシステムに応じた個別見積りとさせていただきます。

  5. 提供開始時期

    2001(平成13)年3月1日

  6. ご利用予定

    金融情報提供サービスの最大手である株式会社QUICK(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:棚橋弘基)に、同社のASP(Application Service Provider)事業のプラットフォームとして本サービスをご利用いただく予定です。

2.負荷分散サービス

  1. サービス内容

    マルチフィードコネクティビティサービスの付加サービスとして、同一のコネクティビティ(タイプ2、タイプ2アールまたはGbEタイプ)のポートに接続するお客様サーバ間での負荷分散機能を提供します。
     併せてパケットフィルタリング機能を設定し、ご利用いただくことが可能です。

  2. 特長

    ・お客様システムの複数のサーバ間において負荷を分散します。サーバの異常時には残りの正常なサーバでアクセスを処理させることが可能となります。
    ・パケットフィルタリング機能により、不正侵入の防止等お客様システムの安全性を高めることが可能となります。
    ・負荷分散装置を当社側で用意しますので、装置の陳腐化への対応、予備機器の準備等が不要となり、お客様のTCO(Total Cost of Ownership)の低減が可能です。

  3. 構成例

  4. 料金

    初期費用 150,000円
    月額料金(タイプ2・タイプ2アール対応) 160,000円
    (GbEタイプ対応) 200,000円
  5. 提供開始時期

    2001(平成13)年3月1日

[本件に関するお問い合わせ先]

インターネットマルチフィード株式会社 営業部

電話: 03-3282-1030

FAX: 03-3282-1020

E-mail: info@mfeed.co.jp

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2001年 2月 14日 インターネットマルチフィード

分散型インターネット相互接続サービス(JPNAP)のサービスメニューの決定について

インターネットマルチフィード株式会社(略称:MFEED、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木幸一)は、本年 4月からサービス開始を予定している分散型インターネット相互接続サービスの名称を JPNAP (ジェイ・ピー・ナップ) とし、サービスメニューおよび料金を決定いたしました。

MFEED では、国内大手のインターネットサービスプロバイダ (ISP) やコンテンツプロバイダの参加を得て、インターネット時代におけるコンテンツ流通のための情報流通基盤構築に向けて、1997年よりインターネットデータセンターサービスを提供してまいりました。今後、CATV や DSL、光ファイバー等によるアクセス網の高速化および ISP のバックボーンの大容量化が進むなかで、インターネット上を流通するコンテンツのより一層の多様化、リッチ化が急速に進展するものと予想されます。

MFEED では、次世代のインターネットの発展を支える基盤として、来たるべきブロードバンド時代に対応すべく、多様な事業者相互間における大容量のトラフィック交換を可能とする分散型インターネット相互接続サービスの提供を昨年12月に発表し、本年1月末より試行サービスを開始しています。 この度、4月から予定している本格サービスの提供開始に向けて、サービス名称およびサービスメニューと料金を次のとおりご案内いたします。

1. サービス名称

「JPNAP」といたします。
 JPNAP は、JaPan Network Access Pointの略です。(JPNAP は現在、商標登録出願中)

2. サービスメニューと料金

相互接続用のスイッチを東京大手町のMFEED拠点のうち 2箇所 (NTT大手町ビル内、東京サンケイビル内)に設置し、これをMFEEDバックボーン回線で結びます。ご利用者は接続場所を選択できるほか、いずれの拠点においても同一のメニューと料金での利用が可能です。

 (1) JPNAP サービス

  (a).ギガビットイーサポート (GbEポート)

      ・ギガビットイーサネット (1000Base-SXまたは1000Base-LX)で接続ポートを提供します。

      ・ 1 ポートあたり料金
              初期費用        100,000 円
          月額基本料金   1,200,000 円 (2ポート目以降は 1,000,000 円)

  (b).ファストイーサポート (FEポート)

      ・ファストイーサネット (100Base-TX)で接続ポートを提供します。

      ・1 ポートあたり料金
              初期費用        100,000 円
          月額基本料金     800,000 円 (2ポート目以降は 600,000 円)

 (2) ハウジングサービス (*)

     ・ MFEEDが提供するハウジングスペースにルータ等機器を設置する場合にご利用いただけます。

     ・ 1ラックあたり料金
            初期費用   100,000 円
        月額基本料金   300,000 円

(*) JPNAPサービスはハウジングサービスをご利用せず、専用回線等により接続していただくことも可能です。

3. その他

会社概要およびJPNAPに関するご案内をホームページに掲載しています。
 URL:http://www.mfeed.co.jp/jpnap-tokyo/index.html

[本件に関するお問い合わせ先]
インターネットマルチフィード株式会社 営業部
電話: 03-3282-1030
FAX: 03-3282-1020
E-mail: info@mfeed.co.jp

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2001年1月30日
インターネットマルチフィード

マルチフィードコネクティビティサービスの料金改定について

インターネットマルチフィード株式会社(略称:MFEED、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木幸一)は、インターネット上で高速・大容量の情報配信を可能とするマルチフィードコネクティビティサービスにおいて料金の一部を改定し、2月1日(木)より適用を開始いたします。

MFEEDはインターネット上の情報流通拠点として、主要ISPと直結したネットワークと、セキュアかつ堅固なファシリティによるマルチフィードサービスを1997年より提供してまいりました。

昨今のインターネットを利用したビジネスの急速な成長に伴い、インターネットデータセンターに対する需要も急速に増加するとともに、多様化してきています。そのためMFEEDでは、より幅広い層の企業にMFEEDの提供する高品質なデータセンターサービスのご利用をしていただくため、マルチフィードコネクティビティサービス及び数日間のご利用が可能なテンポラリーマルチフィードサービスの一部について、以下のとおり料金を改定いたします。

1. マルチフィードコネクティビティサービスの料金改定

(1)対象サービス

マルチフィードコネクティビティサービス  タイプ1
(Ethernet(10BASE-T)全二重による10Mbps占有型接続)

(2)新たなご利用料金

初期費用 100,000円
月額基本料金   800,000円 (改定前1,500,000円)

2. テンポラリーマルチフィードサービスの料金改定

(1)対象サービス

テンポラリーマルチフィードサービス  タイプ1
(Ethernet(10BASE-T)全二重による10Mbps占有型接続)

(2)新たなご利用料金

初期費用 100,000円
日額基本料金    80,000円 (改定前150,000円)

3. 適用開始日

平成13年2月1日

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インターネットマルチフィード株式会社 営業部
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2000年12月13日 インターネットマルチフィード

光波による商用IXサービスへの取り組みの開始について

インターネットマルチフィード株式会社(略称:MFEED、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木幸一)は、インターネット上の情報流通拠点として、大手インターネットサービスプロバイダ(ISP)と高速で直接接続を行うマルチフィード技術によるネットワークを構築し、大容量コンテンツ配信サービスをいち早く提供してまいりました。

今般、MFEEDでは、ブロードバンド時代のトラフィックの爆発的な増加に対応し、商用で世界初となる光波(*1)による大容量インターネット相互接続(IX)サービス(*2)の提供に向けた取り組みを開始いたします。光波によるサービスを前提とした分散型IXサービスの開始を2001年1月を目処に予定しているほか、光クロスコネクト(*3)技術や光IPルーティング技術を用いた実験用のテストベッドを整備し、国内主要ISP各社とともに共同実験を開始いたします。

1.背景

インターネットが産業・経済および社会生活を支えるインフラストラクチャーとなりつつあるなかで、アプリケーションの多様化、情報の増加とともにDSLやCATVの普及等、インターネット利用環境の多様化、高速化が進展しています。そのためISPによるバックボーンの高速化とともに、インターネットの発展を支える基盤として、ISP相互間において大容量かつ安定したトラフィック交換を行える商用のIXサービスの実現が求められています。

現在のIXでのISP間の相互接続は、各ISPがルータを一か所に持ち寄り、そこに設置されたLANスイッチ等を経由して接続する事で実現されています。この方式では、物理的な場所やLANスイッチの容量の制約等により必ずしも全てのISP間のトラフィック交換に必要な帯域が確保されるとは限りません。

MFEEDでは、テラビットクラスの大容量トラフィック交換を可能にする光波IXサービスの提供を前提とした分散型IXサービスへの取り組みを開始することにより、ブロードバンド時代にふさわしい、新しいIXサービスの提供を目指します。

2.分散型インターネット相互接続サービスの提供

(1) サービス概要

将来の光波による相互接続を前提としたネットワークを整備し、拠点間を跨ってISP相互の接続を可能とする本格的な分散型商用IXサービスを提供します。本サービスを利用するISPは、千代田区大手町にMFEEDが整備する3接続点のいずれかの1拠点にて接続することにより、他の拠点でサービスを利用しているISPともストレスのない安定したトラフィック交換を行うことが可能となります。

本サービスの提供に当たっては、MFEEDが大容量のコンテンツ配信ネットワークの運用を通じて培ってきた高度な管理運用技術を基盤として、高いサービス品質により相互接続ネットワークの運用に当たります。

(2) 提供開始時期

2001年1月に試行サービスの提供を開始し、同年4月より本格サービスの提供を開始する予定です。

なおサービス開始時には@nifty、BIGLOBE、IIJ、InfoSphere、InterVia/DreamNetおよびOCNが、主要な相互接続点として本サービスを利用する予定です。

3.光波によるインターネット相互接続方式の共同実験

(1) 実験の概要

MFEEDが商用IXサービスを提供する各拠点にテストベッドを整備して、NTTコミュニケーションズ株式会社(略称:NTT Com、所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木正誠)、日本電信電話株式会社(略称:NTT、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮津純一郎)および株式会社インターネットイニシアティブ(略称:IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木幸一)を中心とするIIJグループと共同で、最新の光ネットワーク技術に関する共同実験を実施いたします。

具体的には、3か所の実験拠点間を相互に光ファイバーで結び、高密度波長分割多重(DWDM)装置(*4)を用いた実験環境を構築します。ここで、実験参加各社の有する先端技術および最新の管理運用技術を持ち寄り、次世代の大容量通信に欠かせない光クロスコネクトなどの光伝送装置、光波レベルでの処理技術の検証、および分散拠点数の拡大に際したプロビジョニング技術(*5)の検証を行います。更にネットワークの品質・冗長性の確認とともに、管理・運用技術の確立のための各種テストを行う予定です。

本実験の成果として、ISPにとっては広帯域を占有可能な相互接続環境を得るとともに、インタフェース(Ethernet(1G, 100M, 10M)、ATM(OC-12, OC-3)(*6)、SDH(STM-4, STM-1)(*7)など)についてもISP間で自由に選択可能となる見込みです。

(2) 実験の期間等

本実験は2000年12月から2002年3月までを予定しています。

(3) 今後の実験参加予定者

今回の実験には今後国内を代表する次のISP各社が参加する予定です。

[本件に関するお問い合わせ先]
インターネットマルチフィード株式会社 広報担当
電話:03-3282-1010
FAX:03-3282-1020
E-mail:info@mfeed.co.jp

資料

1.インターネットマルチフィード株式会社

インターネットマルチフィード株式会社は、大手ISP、インターネットコンテンツプロバイダ(ICP)等の出資により、1997年9月に設立されました。東京都千代田区大手町にて独自のマルチフィード環境によるデータセンターサービスを提供することにより、高速・大容量配信をベースにしたデジタル情報流通拠点を構築しています。

マルチフィード環境とは、増加の一途を辿るインターネット上のトラフィックにより生じる情報の伝達遅延や利用者への到達性の低下を解消し、効率的な トラフィック処理によるコンテンツの高速・大容量配信を実現するネットワーク環境です。

多くのユーザを擁する複数の有力ISPの高速バックボーンとICP、EC事業者等のサーバを100Mbpsクラスの高速で直接接続することにより、インターネット上で 高速かつ大容量のコンテンツの配信を効率的に行う仕組みを提供し、インターネットの利用者が快適にコンテンツにアクセスすることを可能とします。

2. 実験イメージ図

3.用語解説

*1 光波

DWDM方式により多重される一つ一つの波長の光信号のこと。

*2 IX(Internet eXchange)

ISPがネットワークを相互接続し、トラフィックを交換する場。

*3 光クロスコネクト

1本の光ファイバーに波長の異なる複数の光波を重ねて伝送するDWDM技術をベースに、多重化された光信号からある波長の信号を分岐挿入させることで各波長ごとの経路の切換えを可能にする技術。DWDM技術による大容量伝送に加え、網構成に柔軟性と拡張性をもたらし、光ネットワークの効率的な構成を可能とする。

*4 DWDM (Dense Wavelength Division Multiplexing)

高密度波長分割多重方式。波長の異なる複数の光信号を同時に用いて光ファイバーを多重利用することにより大容量伝送を可能にする方式。従来からのシステム/光ファイバーをそのまま利用して、容易に伝送容量を飛躍的に拡大することが可能であり、今後のインターネットの大容量化に必須の技術。

*5 プロビジョニング

顧客の需要を予想し、設備やサービス等のリソースを計画的に調達することで、顧客の必要に応じたサービスを提供できるように備えること。今回の場合は,顧客ISPの接続ポートおよび必要な地点間の波長や帯域を予想し確保することによって、必要なサービスをすみやかに顧客ISPに提供できるよう準備することを指す。

*6 ATM (Asynchronous Transfer Mode)

非同期転送モード。ATMセル(53バイトの固定長データ列)単位で情報のやり取りを行なう高速通信方式。OC-12は622Mビット/秒、OC-3は155Mビット/秒の伝送速度。

*7 SDH (Synchronuos Digital Hierarchy)

国際電気通信連合(ITU)で標準化された、光ファイバーを用いたディジタル伝送システムにおける信号の階層多重方式の国際規格。STM-4は622Mビット/秒、STM-1は155Mビット/秒の伝送速度。

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インターネット証券取引サイト「ネットストック2000」へのマルチフィードサービスの提供開始について

2000年6月15日
インターネットマルチフィード株式会社


インターネットマルチフィード株式会社(以下:MFEED、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木幸一)は、国内におけるインターネットによるオンライン証券取引サービスの草分けである松井証券株式会社(以下:松井証券、本社:東京都中央区、代表取締役社長:松井道夫)の証券取引サイト「ネットストック」(http://www.matsui.co.jp/)に対して、7月よりマルチフィードサービスの提供を開始します。

MFEEDは国内でのデータセンターサービスの先駈けとして、主要ISPと直結したネットワークにより高速・大容量の情報配信を可能とするマルチフィードコネクティビティサービスと、セキュリティ・電源設備等を完備したマルチフィードハウジングサービスを、インターネットコンテンツプロバイダーをはじめとするネットビジネスを展開する企業向けに1997年より提供してまいりました。

今回、国内最大級の取引量を誇るインターネット証券取引サイト「ネットストック」を更にシステム強化した「ネットストック2000」のサービス提供に際して、確実かつクイックなレスポンスを求める会員に対して、よりスムーズな情報提供を可能とする優れたネットワーク環境と、大規模な主要サーバ群の安定したシステム運用を可能とするハウジング環境を松井証券に評価いただき、マルチフィードサービスが採用されたものです。

今後もMFEEDでは、インターネット上での情報流通拠点としての技術開発、機能強化に取り組み、松井証券の「ネットストック」のサービス強化の支援を行ってまいります。


[本件に関するお問い合わせ先]

インターネットマルチフィード株式会社 営業部

電話: 03-3282-1030

E-mail: [info@mfeed.co.jp](mailto:info@mfeed.co.jp)

平成12年6月8日
株式会社インプレス
インターネットマルチフィード株式会社

高アクセス・コンテンツの最適配信サービスに向けた実験を共同でスタート

株式会社インプレスとインターネットマルチフィード株式会社(MFEED)は、極めて多くのアクセスがある人気コンテンツを、インターネットユーザへ効率的に配信するサービスの実現にむけて、共同で実験を開始いたします。

1.実験の目的

極めて多くのアクセスがある人気コンテンツを、インターネット上で利用者に効率的に配信するシステムを構築します。このシステムを用いて、実際にインターネット上に公開されているコンテンツの配信を行い、トラフィックが効率的に分散し、利用者へ高品質なコンテンツ配信が可能となること、並びに安定的なサーバ運用が可能になることを検証します。

これにより、

ことが期待されます。

2.実験の内容

(1)実験システムの構成

株式会社インプレスの人気コンテンツimpress Watch(注2)を提供する複数のサーバを東京のMFEEDの拠点の他に大阪にも設置し、2拠点からインターネット上にコンテンツを配信する環境を構築します。
 本実験システムではインターネット上での利用者からのアクセスに対してドメインネームシステム(注3)により最適なサーバへ誘導します。

(2)検証内容

本実験システムを用いて次の内容についての検証を行います。

■負荷分散装置の高トラフィック性能処理
 本分散システムにおいて1つの配信拠点にサーバを複数設置し、そのサーバ間で確実に負荷分散が図られ、人気コンテンツへのアクセス集中で生じる高トラフィックを確実に処理可能であることを検証します。またサーバが保守や故障により停止している場合に、自動的に同一拠点の他のサーバへ利用者のアクセスを振り分けることを確認します。
■分散拠点へコンテンツをリアルタイムに複製
 MFEED(東京)に設置したサーバを主サーバとして、主サーバ上のコンテンツの更新毎に、大阪に設置したサーバへのリアルタイムにコンテンツが複製され、常に2拠点のサーバ上のコンテンツが同一内容となることを検証します。
■利用者に通知するサーバ情報の適切性を確認
 コンテンツにアクセスしようとする利用者に対して、そのIPアドレスから、複数拠点のサーバのうちネットワーク上最も近い位置にあるサーバを通知可能であることを検証します。
■広域での負荷分散機能の確認
 利用者が最適なサーバにアクセスしていることにより、コンテンツ取得時間が短縮していることを確認します。併せてサーバの保守等による停止や、インターネット上の混雑の発生により、自動的に他拠点へのサーバへ利用者のアクセスを振り分けることを確認します。

(3)スケジュール

2000年6月14日 ~ 2000年8月末(予定)

3.実験後の予定

本実験システムにおける機能検証、評価結果を踏まえ、引き続きコンテンツ提供者にとってのTCO削減効果等の検証を行い、商用サービス化を検討する予定です。

問い合わせ先:

インプレスグループ 広報担当 梅木・吉村
phone:03-5275-9270 fax:03-5275-2240 E-mail:release@impress.co.jp

インターネットマルチフィード株式会社 広報担当
phone:03-3282-1010 fax:03-3282-1020 E-mail:info@mfeed.co.jp

(参考図)

報道資料

郵政省通信総合研究所
株式会社インターネットイニシアティブ
インターネットマルチフィード株式会社

インターネット上への日本標準時供給サービスに関する共同研究開始

インターネットなどの計算機ネットワークに対する標準時の提供は、 諸外国ではかなり一般的になりつつありますが、我が国におきましては、 実験的に行われてきたのみで、安定に、かつ継続してサービスを提供する ことが確立しておりませんでした。今回、郵政省通信総合研究所(CRL)、 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)と インターネットマルチフィード株式会社(MFEED)は、 CRLが通報する日本標準時をインターネット上にNTP(Network Time Protocol) サーバを公開し、日本標準時をインターネット上に効率良く供給することを 目的として共同研究を開始しました。

この共同研究では、CRLが通報する日本標準時、IIJの提供するネットワーク 運用技術、MFEEDの提供する高速配信環境を互いに組合せることにより、 インターネット上での精度が高く安定した時刻の供給を実現するネットワークの 構築と運用に取り組み、NTPのサービス形態とその運用技術の修得を行います。 共同研究終了後は、その成果を基にして日本標準時を時刻源とするNTPサーバを 早期に公開する予定です。

(共同研究の概要)

  1. 共同研究期間

    平成12年3月末まで

  2. 主な共同研究内容

  3. ネットワーク構成

    CRLにNTP(Stratum-1)サーバを、MFEEDにNTP(Stratum-2)サーバを それぞれ設置し、CRLとMFEED間を専用線を用いて接続する。

問い合わせ先:

郵政省通信総合研究所標準計測部 今村國康

phone 042-327-7613、fax 042-327-6689、

E-mail horonet@crl.go.jp、www URL http://jjy.crl.go.jp/

株式会社インターネットイニシアティブ 広報室 樋笠(ひがさ)

phone: 03-5259-6310 fax: 03-5259-6311

E-mail: press@iij.ad.jp

インターネットマルチフィード株式会社 広報担当

phone:03-3282-1010、fax:03-3282-1020

E-mail:info@mfeed.co.jp

<参考資料>

  1. 用語の説明

NTP(Network Time Protocol)

NTPは、インターネットなどの計算機ネットワークに接続された計算機 内蔵時計の時刻を合 わせるための技術で、その手法は、米国で開発 されたものです。 基本的には、計算機ネットワークに接続された計算機を階層状に接続し、 各計算機は、自分が属する階層内か1つ上の階層のNTPサーバにのみア クセスし、ネットワークで接続される計算機間の時刻同期のための通信 を1つのサーバに集中させない様に考えられた技術です。各計算機の時刻合わせは、双方向通信で行われ、回線による遅延時間を キャンセルして時刻同期の精度を高める様に考えられています。

Stratum-1、Stratum-2

NTPにおける計算機の階層を示すもので、Stratum-1(ストレータム1) が最上位の階層(第1階層)に相当します。  Stratum-2(ストレータム2;第2階層)以下の階層の計算機は、最終的 にはStratum-1サーバの時刻に同期することになります。

日本標準時(JST)

郵政省通信総合研究所が決定し日本全国にお知らせしている日本の標準 時です。その誤差は、数十万年から数百万年に1秒の誤差しかありません。標準 電波(コールサインJJY)やその他の手段で送信され、電話の時刻 サービスや放送局の時報の元としてご家庭に伝えられます。

  1. 今回の共同研究の意義

NTPそのものは、LAN(Local Area Network)内などでGPSを受信して得ら れる時刻信号などを基準にして構築・実用化されたり、外国のNTPサーバ へアクセスすることで可能なことから、我が国でも一般的になりつつあり ます。今回の共同研究は、郵政省通信総合研究所の日本標準時(JST)を 精度よく安定に供給することを目的に実施されるものです。

NEWS RELEASE

インターネットマルチフィード株式会社

国内初!ISP間IRCサーバ相互接続実験を開始

インターネットマルチフィード株式会社(以下:MFEED、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木幸一)では、インターネット上でリアルタイム相互通信を行うIRCによるチャット[1]のための中継システムを構築し、平成11年1月を目途にインターネット接続事業者(以下ISP)のチャットシステムとの相互接続実験を開始します。

  1. 実験期間 平成11年1月 ~ 平成11年9月末

  2. 実験の目的 近年のインターネットユーザの増加に伴い、IRCを用いたチャットの利用も急速に広がりつつあります。そのため商用インターネットサービス上においても利用者のニーズに応えるため、複数のISPにまたがる共用可能なネットワークシステムの提供が課題になっていました。
    今回の実験により、国内で初めて、ISPが相互に接続したチャット実験通信網が構築され、より多くのインターネットユーザがより広くチャットを楽しめるようになります。
    実験を通じて、より多くのユーザがIRCを通じてコミュニケーションできる環境を整備すると同時に、IRCサーバを相互接続する際の技術的・運用的課題を明確にし、その解決策を探ります。

  3. 実験システムの構成 実験に参加する各ISPがIRC実験サーバを立ち上げ、MFEEDのIRC中継サーバと接続を行います。これによりMFEEDの中継サーバをハブとするIRCによるチャット実験通信網を構成します。(構成図参照[2]) これにより、3万人以上のユーザが収容出来る大規模なチャット実験通信網が実現します。

  4. 実験参加ISP

  5. 今後の予定 FEEDでは、今回の実験を通じて商用インターネット上でのIRC中継サーバのあり方を検証し、ISP各社が利用可能な共通的なプラットフォームとしての商用化の可能性を探ります。
    また今後も日本のインターネット上での情報流通を支える機能の開発、検証、運用を行い、情報流通基盤の構築とインターネットの発展に貢献していきたいと考えています。

[本件に関するお問い合わせ先]

・インターネットマルチフィード株式会社

E-mail:press@mfeed.co.jp

[PDF]

(参考)


  1. チャット インターネット上での双方向のリアルタイム通信システムとしてのチャットには、WWWサーバにより実現する方法などがありますが、IRC(Internet Relay Chat)のサーバを介したシステムが最も一般的に普及しています。
    IRCは1988年にフィンランドで開発された、インターネット上でリアルタイムの文字通信による会話・会議を実現するサービスです。
    日本では学術系のインターネット利用者を中心に1990年より利用が開始されました。

  2. チャット実験通信網の構成図

NEWS RELEASE

Cable News Network, Inc.

インターネットマルチフィード株式会社

CNN、ミラーサイトをマルチフィードに開設

Cable News Network, Inc. (以下CNN、本社:米国アトランタ、代表取締役社長:Tom Johnson)は、インターネット上の総合ニュースサイト「CNN Interactive」ならびに金融関連ニュースサイト「CNNfn Interactive」のミラーサイトを、インターネットマルチフィード株式会社(以下MFEED、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木幸一)の提供するマルチフィード環境[1]へ設置、4月23日(米国時間4月22日)より運用を開始致しました。米国の主要なニュースサイトが日本でミラーサイトを開設するのは、CNNが初めてです。ミラーサイトのURLはそれぞれ「Japan.CNN.com」「Japan.CNNfn.com」となります。

CNNのウェブサイトは、98年3月には平均7000万アクセス/週を記録するなど、世界中でもっとも注目されているインターネット上のニュースサイトです。マルチフィードへミラーサイトを開設することにより、日本からの急増し続けるアクセスに対応、より快適なアクセス環境を提供すると同時に、日本におけるCNNの情報コンテンツに対する認知度の強化を目指します。

今回のCNNミラーサイト設置はITOCHU Technology, Inc.(以下ITI:伊藤忠商事株式会社の米国事業会社)がMFEED代理店としてCNNと契約、今後もITIがCNNに対し 米国内サポート窓口業務を担当します。

[本件に関するお問い合わせ先]

・Cable News Network, Inc.

E-mail:Kerrin.Roberts@turner.com

・インターネットマルチフィード株式会社

E-mail:press@mfeed.co.jp    

(添付資料)

CNN ウェブサイトについて

CNN ウェブサイトは、総合ニュースサイト屈指の情報クオリティとアクセス数を誇る、世界的なウェブサイトです。今回マルチフィードにミラーサイトを設置したCNN.com、 CNNfn.comのほか、CNNSI.com(スポーツサイト)、AllPolitics.com(米国政治ニュースサイト)、CNN Custom News(カスタマイズ化されたニュースサービス)、CNNenEspanol.com(スペイン語サイト), Svenska CNN(スウェーデン語サイト)といった様々なニュースサイトを運営しています。

マルチフィード環境について

増加の一途を辿るインターネット通信量(トラフィック)により生じる情報 (以下コンテンツ)の伝達遅延や利用者への到達性の低下を解消し、効率的なトラフィック処理によるコンテンツの高速・大容量配信を実現するネットワーク環境です。

多くのユーザを擁する複数の有力インターネットサービスプロバイダ(ISP)の高速バックボーンとインターネットコンテンツプロバイダ(ICP)のコンテンツサーバを100Mbpsまでの高速で直接接続することにより、インターネット上で高速かつ大容量のコンテンツの配信を効率的に行う仕組みを提供し、インターネットの利用者が快適にコンテンツにアクセスすることを可能とします。

インターネットマルチフィード株式会社は、IIJ、NTT(OCN)等のISPやICPにより、97年9月に設立されました。東京の大手町にて上記マルチフィード環境を提供することにより、高速・大容量配信をベースにしたデジタル情報流通市場を構築しています。


  1. マルチフィード環境 : コンテンツの高速・大容量配信を目的としたネットワーク環境。添付参照。