JPNAP大阪「IPv4/IPv6DualStackサービス(試行)」の提供開始について

インターネットマルチフィード株式会社

JPNAP大阪「IPv4/IPv6 Dual Stackサービス(試行)」の提供開始について

インターネットマルチフィード株式会社(MFEED、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木幸一)は、IPv4(Internet Protocol version 4)とIPv6(Internet Protocol version 6)のデュアルスタック接続環境[1]に対応した分散型インターネット相互接続サービス、「JPNAP大阪 『IPv4/IPv6 Dual Stackサービス』」を、エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(略称:NTT-SmC、本社:大阪市北区、代表取締役社長:岡本充由)[2]の協力により、2005年7月8日より試行サービスとして提供開始します。 MFEEDでは2002年6月より、IPv6ネイティブ接続環境[3]に対応したIXサービス「JPNAP6」を東京にて試行サービスとして提供してまいりましたが[4]、このたび、ネットワーク機器のデュアルスタック対応化の進展に伴い今後拡大が予想されるインターネットバックボーンのIPv4/IPv6デュアルスタック化にいち早く対応いたします。当面は、JPNAP大阪の付加サービスとして提供を開始しますが、JPNAP(東京)についても準備が整い次第サービスを開始し、来年度の商用化を目指します。

1. サービス概要

大阪市堂島にて提供している「JPNAP大阪サービス」上で、IPv4/IPv6デュアルスタック接続環境に対応した付加サービスを試行提供します。これにより本サービスを利用するISP等事業者は、IPv4のデータとIPv6のデータをJPNAP大阪の同一のポートにて交換することが可能となります。

2. 対象サービス

JPNAP大阪サービス (10GbEポート、GbEポート、FEポート)

3. ご利用料金 (付加サービス分)

試行サービス期間中は、無償でご利用いただけます。

4. 接続場所

NTTテレパーク堂島第1ビル、NTTテレパーク堂島第3ビル

5. お申込条件

JPNAP大阪サービスをご契約のお客様で、インターネットレジストリ[5]から直接IPv6アドレスの割り振りを受けている方を対象とします。 JPNAP大阪サービスのご利用条件はこちら (http://www.mfeed.co.jp/jpnap-osaka/basic.html)をご参照ください。

6. スケジュール (予定)

試行サービス; 2005年7月 ~ 2006年3月

[PDF]

[本件問合せ先]
インターネットマルチフィード株式会社
広報担当
Tel: 03-3282-1010
E-mail: info@mfeed.co.jp


  1. 現行のインターネット技術である「IPv4」および次世代インターネット技術である「IPv6」を、同一のネットワークで同時に利用できる環境のこと

  2. NTT-SmC ホームページ (http://www.nttsmc.com/)

  3. IPv6のデータをそのままインターネットで伝送する方式

  4. http://www.mfeed.co.jp/press/2002/20020628.html

  5. インターネットのアドレス資源(IPアドレス、ドメイン名、ポート番号、AS(自律システム)番号)の管理を任されている組織